【社会】北海道南西沖地震から25年 奥尻島、犠牲者に黙とう

北海道と青森県で計230人の死者・行方不明者を出した1993年の北海道南西沖地震から12日で25年。
津波に襲われ、最大の被災地となった北海道奥尻島奥尻町)では、島民らが海に灯籠を流すなどし、
犠牲者を悼んだ。

 津波と火災で300戸以上が全壊した島南部・青苗地区では同日夕、遺族ら約20人が海に向かって手を合わせ、
灯籠約40個を流した。岬の慰霊碑近くでも、島民らがろうそく千本に火をともし「7.12 風になり 星になり いつまでも」との
メッセージを浮かび上がらせた。

 町職員の工藤将人さん(26)は1歳で被災。がれきの下敷きになったが母に守られ、近くの住民に救助された。
津波で祖母と叔父を亡くしたといい「天から見守ってほしいとの思いと、島を元気にしたいとの思いを灯籠に込めた。
僕たち若い世代で記憶を語り継いでいきたい」と話した。

 これに先立ち、地震発生時刻の12時間前の午前10時17分には島の防災行政無線でサイレンが鳴らされ、
島民らが黙とうをささげた。

 地震は93年7月12日午後10時17分に発生。奥尻島の犠牲者は198人に上った。町主催の追悼式は
地震から20年の節目の2013年を最後とし、その後は各地区の遺族会などが慰霊行事を続けている。

北海道南西沖地震から25年、最も被害が大きかった青苗地区でろうそくをともす島民ら
https://www.nikkei.com/content/pic/20180712/96958A9F889DE1E0EBE0E0EAE1E2E3E0E2E5E0E2E3EA9191E3E2E2E2-DSXMZO3292825012072018CC1001-PB1-1.jpg

ソース 日本経済新聞 07/12 21:27
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3292283012072018CC1000/